骨粗鬆所の本当の原因とは? ~食事療法や運動以外の骨密度の改善方法~
ブログ
初めての方はこちらから↓↓
【老化や病気・不調が起こる根本原因とその対策法をご紹介します】
これまでのまとめ↓↓
①1か所の経絡の緊張が、身体全体に影響を及ぼす。
【経絡とは何か?その3 ~ヘルニアが一度の治療で改善した治療例から~】
②「膝の痛み」と「認知症」一見、別々の症状に思われるが
(共通する)経絡が原因で、2つの症状が同時に現れていた。
【経絡とは何か その4 ~膝と認知症が同時に改善した治療例.2~】
③【喉ぼとけの周囲が固まる】→脳へダメージ
【経絡とは何か その6 ~認知症の改善に大切な椎骨脳底動脈~】
ーーー
前回の続きだが
関連が深い別症例と同時並行でご紹介していきたい。
時系列では
「膝と認知症」の症例の患者さんより前になる。
80代の男性患者さん。
『肩や腕がずっと痛い』とご来院。
特に辛いと言われる右肩を拝見すると
まるで「岩」のように固まっている。
『無理しないでよいので
出来る範囲で肩を動かしてみて下さい』
とお伝えすると
肩だけでは動かすことが出来ず
身体を傾けながら
なんとか肘を起点に上げようとするが
それでも90度上げることが出来ない。
左肩もほぼ変わらず。
お一人暮らしだというし
これでは日常生活も不便だろう…
うつ伏せで腰も触る。
背中も腰もカチンコチン。。
体を揺らしても全くといっていいほど動かない。
=肩だけではなく、身体全体が固まっている。
原因は脳や自己免疫疾患など
運動器以外の別の原因があるのではないか?
恐らく、肩や腰を一か所ずつ緩ませても解決しない。
体幹の緊張(歪み)を是正していくことで
改善する感じもしない…
などと考えながら
一通り、思いつくの施術をするが
「ウン」とも「スン」ともいわない。
肩は相変わらず岩のよう…
耳が遠く、余り十分に出来なかったのだが
筆談をしながら
「問診を丁寧にしなおさなければ…」
と考えていたその時
「そういえばずっと声がかすれているな…」
これは一過性のものだろうか? と思い
『声がかすれていますが、風邪っぽいですか?』
と耳元で伺うと
『風邪はひいていない。いつもこんな感じ。
年をとってから声が出にくくなった』とのこと。
そこで喉を触ると
喉仏周辺が「石」のように固い…
こんなに固い喉に触れたのは始めてだった。
ここまで固いと、発声や嚥下にも支障があるのではないか?
と、喉を緩ませてみる。
その後、何気に肩を動かしてみると…
「えっ?」今、肩が動いたように感じた。
「おっ?」
と患者さんもこれまでと
(肩の)様子が違うことに気付いた。
まるで、長年動かなかった引き戸が
何かの拍子に「ぐぐぐっ」と動いたかのようだった。
岩のように固まったな肩が
明らかに独立した動きを始めていた…
余りに意図していなかった出来事に驚いたが
その前に自分がしたのは
「喉を緩ませただけ…」
その時から全ての患者さんの
【喉】に注目するようになった…
次回に続く….
【お願い】
いつも有難うございます。
患者さんに集中したいので
施術中は電話を取らない事にしております。
最近、携帯電話からの営業の電話が多く
折り返しの電話が営業に繋がってしまう事が多い為
初めてのご予約の際は
必ず留守番電話に一言で構いませんので
『予約希望』とメッセージ頂けますと助かります。
その日のうちに折り返しの電話を致しますので
お手数ですが宜しくお願い致します。
リラックスしたい時も、
検査しても原因が分からないような症状。
慢性的な症状で、行くところがなくお困りの場合も、
はりきゅう ねことことり にお気軽にご連絡下さい。
国道408号からすぐの、大変アクセスの良い場所です。
つくば市にお住いの70歳以上の方は、
8000円分の助成券で施術を受ける事が出来ます。
ご連絡頂ければ代理申請も行っておりますので、
ご気軽にご相談下さいね。
自己紹介↓↓
深山陽(みやま よう)
【好きなもの】
・家族との時間は全て最高 ・ニャンコ(ワンコも飼いたい…カメも…)
【好きな言葉】
・ねこは液体…
【贅沢な時間】
・妻と外で本を読むこと ・出張先での露天風呂(サウナもあれば尚)
・海や鳥が飛ぶ姿は何時間でも見ていたい
【好きな漫画】
・ゴールデンカムイ
【好きなドラマ】
・ブラックジャックによろしく ・ミステリーという勿れ
【好きな映画】
・インターステラー ・ビューティフルマインド ・湯が沸くほど熱い愛
【座右の銘】
・我以外皆師 ・細部に神は宿る
【尊敬する人】
・妻 ・関澤英高
【好きな人】
・妻と子供たち ・甲本ヒロト&真島 昌利 ・坂本龍一 ・三木茂夫
【鍼灸マッサージ師の良いところ】
・喜んで頂けて生活が出来る ・人を介して宇宙を感じれる ・生涯探検家
【目標】
・家族の幸せ ・患者さんがこれまでの人生を肯定出来るような治療がしたい
・自分の得た知識や技術を誰にでも使えるように収め、伝えたい
【僕よりも若い鍼灸師へ】
・(僕は)代田文誌先生が残された「鍼灸真髄」で鍼灸の楽しさを、「長野潔先生の著書」で取穴の妙を、「弓と禅」で技と施術者の在り方を学びました。それ以外は森羅万象が師。情緒を育て、鳶の様な視点を持ち、人以外のものに質問し、一つの臨床から一つ、自分が何を学び得たのかを振り返ってみて下さい。
【一言】
・反省ばかりの前半。家族を一番に、全てを糧に、仁、そして無為自然へと少しでも近づきたいです。