検査しても分からない痛みや症状に　

久しぶりの投稿です。

 

『人の身体って全部繋がってるんですね』

よくこんな言葉を伺うことがありますが、

具体的にどんな風に繋がり合っているのでしょう

例えば右足の太ももに「神経痛」という

鈍い痛みが出ている人がいるとします。

 

その人は腰痛も伴っている為、

『腰から来ているのかな？』と想像します。

（腰からおしりや骨盤の中→足にかけて複数の神経が伸びていて、腰骨の問題や、腰やおしり周りの筋肉が緊張すると、おしりや足などに痛みやしびれを伴うことがあります）

 

 

『でも、どうして左ではなくて、

右に出ているのだろう？』と

右半身と左半身を足から触れて比べてみると、

右の足首が左に比べてとても固くなっていたりします。

 

なので足首の緊張を一時的にとると、

おしりの張っていた部分が緩み、

少し太ももの痛みが軽くなります。

 

 

とても不思議ですが、

足首と手首は繋がり合っているので、

右の手首を触ってみると、

やはり固くなっていたりします。

（大抵は右足首なら右手首が、左足首なら左手首が固くなります）

 

それではと、左手首の緊張を一時的に緩めると

足首を緩めた時よりも太ももの痛みが楽になったりします。

 

 

それでもまだ、痛みが残るので、

『これまで手術や怪我をされたことはありますか？』と伺ってみると、

『過去に盲腸の手術があります』とおっしゃられるので、

盲腸の傷跡部分に触れると、

その部分が固くシコリになっています。

（傷跡部分が固くしこりになっていたり痛みがある場合は、傷の癒着が治りきっていない場合があります）

 

 

傷の部分を指で押して

一時的に傷の周りの緊張を緩めると

これまでで１番、太ももの痛みが楽になるので、

 

そこで盲腸の傷を治療すると、

太ももの痛みや腰痛が改善したりします。

（太ももと同時に、右の肩こりや右胸にあった緊張も緩みます）

 

 

この例の場合は、

お腹にあった傷が右上半身に緊張や捻れを生んで、

右手首、右足首へと波及し、

最終的に腰や足に症状が現れている。。

 

このように、身体全体が繋がり合っていて

一か所が原因で、他の場所に症状が出たり、

アチコチといろいろな部分が緊張したり、痛みが出る様なことが

特別なことではなく、日常的に起きています。

 

 

ある部分に症状があり、

その部分を精密検査しても原因が分からない。

そんな時はもしかすると、

そこから離れた場所に原因があるかも知れませんね。

 

 

 

・のんびり気持ちよくリラックスしたい

・頑張ってる自分にご褒美をあげたい

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