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ことり

太古から現在までの進化の道のり。それが「経絡」の正体だった!?

ブログ

前回の続き↓↓

【人の身体を流れるエネルギーライン=「生命線」が動的平衡の鍵】

 

初めての方はこちらから↓↓

【老化や病気・不調が起こる根本原因とその対策法をご紹介します】

 

 

 

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前回の最後↓↓

 

 

 

勿論、それはただの概念ではありません。

 

 

実際、滞っている経絡を整えると

その経絡の延長線にある筋肉や臓器が整います。

 

 

 

 

例えば、足首の少し上側、

側部にある経絡の一部に刺激を与えると

その経絡に繋がる側頭部が緩む。

 

片頭痛などの痛みが、

足のツボ刺激で改善させることが出来ます。

 

 

 

 

健康を維持する上で、

経絡は最も大切な根っこの部分だということを

お身体を・臨床を通して感じてきました。

 

 

 

 

言い換えると、普段から私たちは

睡眠や食事・運動や数多の健康管理方法で

無意識的に経絡を維持し

健康を維持しているとも言えるかも知れません。

 

 

 

 

では、その経絡という「生命線」

その正体とはなんでしょう?

 

 

 

 

ここまで

ーーー

 

 

 

僕が考える経絡、それは

太古から現在までの「進化の道のり」そのものであり

 

また、現在も(ヒトの)動的平衡を保ち・維持している

根源的な生命維持システムではないかと考えています。

 

 

 

と…何のことやらと思いますが(;´∀`)

実際、この事が腑に落ちてから

 

老化や病気、不調のメカニズムが

イメージ出来るようになり、

治療やメンテナンスの効果は格段に上がりました。

 

 

 

 

大切なことなので、いくつか例をあげて

解説していきたいと思います。

 

 

 

 

ーーー

 

 

 

 

釣りをする方や

魚を卸すことがある方は

ご存じかもしれませんが、

 

 

魚をよく見てみると、

蓋(えらぶた)の部分から尾鰭(おびれ)に向かって

細いスジが観察出来ます。

出典:https://www.zukan-bouz.com

 

 

 

 

これは【側線(そくせん)】という

(もしくは側線器・側線管)

魚や両生類の幼生などが持つ

水中で水圧や水流の変化を感じとる【感覚器官】です。

 

 

魚にとっての「第六感」とも呼ばれ

泳ぐ方向の調節や獲物探し、

天敵からの回避などに役立っています。

 

【堺北花田】“側線”について|さかな屋のはなし#26

水の動きは、

水の中に住む動物にとって重要な情報です。

 

 

たとえば河川では水の流れる方向を感知することで

上流と下流、どちらを向いているか分かりますし、

 

海でも海流の方向をキャッチすることで、

どちらに泳いでいるか知ることができます。

 

 

さらには水の動きで、敵や仲間や

交尾相手を発見することも可能です。

 

 

 

 

 

よく、水族館で、

イワシやアジの魚群が

一糸乱れず見事な動きを見せてくれますが、

 

隣の魚とぶつからずに泳げるのは

この側線があるお陰です。

 

魚の群れ 魚群 海面 海中風景のフリー素材 無料画像のプロ・フォト 無料写真素材集>gyo0011-024

水中は地上に比べ光が通りにくく、

100メートル先、光は届きません。

 

さらに水中では、

自分の上下左右に脅威が潜んでいるため、

あらゆる方向に対してアンテナを張っておかなければなりません。

 

 

 

そのため、視力ではない

他の機能に頼らなければならず、

 

第六感とも言える

「側線」が発達したと考えられています。

 

 

 

 

 

側線自体のメカニズムは

ここでは割愛しますが、

 

この側線の位置とそのメカニズム・働きを知った時、

「これは胆経(たんけい)の原型である」

と直覚しました。

 

 

 

 

ーーー

 

 

 

 

胆経とは、12本ある経絡の1つ(1対)で

身体の側面を流れています。

 

 

 

横にしてみるとどうでしょう?

なんだか側線と走路が似ていませんか?

 

 

尾ひれは後の足となることを踏まえると、

足から体の外側側面を通り

頭の部分でぐるりと弧を描く走路と

とても酷似しています。

 

 

前述したように

側線は魚類だけが持っているわけではなく

両生類の幼生や、水中に住む爬虫類も持っています。

 

 

しかし、地上には水がない。

水がない場所では側線は不要となる。

 

 

 

だから、水から離れた爬虫類以降の

陸上生物に側線はありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、地上には浮力がない分、

より強大な重力がかかります。

 

 

姿勢を保つ為には、側線の代わりとなる

平衡感覚をつかさどる器官が必要でした。

 

 

 

 

 

そこで側線器の一部が、

長い年月をかけて頭蓋骨の中に入り込み、

膜迷路(まくめいろ)という受容器を作り上げました。

 

 

 

 

 

 

水の動きを知る為の側線器が

頭蓋骨の中へと凝縮され、

平衡感覚や聴覚を受容する膜迷路になった…

 

膜迷路はもともと、

重力に対する体の傾きを感知する

「平衡覚」の受容器として魚に備わっていましたが、

 

 

後に、陸上に上がると

体の動きを感知する機能が加わり、

最後に聴覚器の機能が加わります。

 

 

 

 

ーーー

 

 

 

 

お役目を終えた側線が、頭の側面にギュッと移動し、

現在の耳と、その働きになったわけです。

 

 

 

 

ここまでの発生過程は明らかになっていますが、

 

 

では、そのようなダイナミクスな進化が

如何にして行われるのでしょうか?

 

 

 

 

その原動力が

【経絡】の中にあるのではないかと思います…

 

 

 

 

 

次回に続く…

 

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つくば市にお住いの70歳以上の方は、

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治療院のベッドです↑↑

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深山陽(みやま よう)

 

【好きなもの】

・家族との時間 ・ニャンコ ・生きもの

【贅沢な時間】

・妻と太陽の下で読書 ・家族みんなで映画を見る

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・海や鳥が飛ぶ姿は何時間でも見ていられる

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・家族 ・甲本ヒロト ・真島 昌利 ・三木茂夫 ・河合隼夫

【鍼灸マッサージ師の良いところ】

・喜んで頂けて生活が出来ること ・人を介して自然と一体感を感じれること ・生涯探求出来ること

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・我以外皆師 ・細部に神は宿る

【目標】

・患者さんがこれまでの人生を肯定出来るような治療がしたい

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【若い鍼灸師さんへ】

・代田文誌先生が残された「鍼灸真髄」で鍼灸の楽しさを、「長野潔先生の著書」で取穴の妙を、「弓と禅」で技と在り方を教えてもらいました。それ以外は患者さんと森羅万象が師。専門書に囚われず、情緒を育て、人以外のものに質問をし、一つの臨床から一つ、自分が何を学んだのかを振り返ってみて下さい。

【一言】

・反省ばかりの前半でした。家族を中心に、全てを糧に仁、無分別智へと近づきたいです。