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ことり

最悪の事態を回避し、状態を改善させる為の「鬱やパニック障害の処方箋」

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今朝、神田沙也加さんの訃報を知りました。

事実の詳細等は分かりませんが

魂のご平安をお祈り致します。

 

 

これから記載することの中には

既にご存じの内容があるかも知れませんが、

最悪の事態を回避し、状態を改善させる為には、

「客観的・俯瞰的な視点」が大切です。

 

 

哀しい出来事が起こらぬよう、

以前、腸活講座で話したストレス・鬱に対しての内容と

その対策法をお伝えしたものを

文字起こしし、ご紹介させて下さい。

 

 

 


 

 

 

「鬱」という状態を理解しようと思う時、

「脳」のことを考える必要があります。

それは鬱が脳の1つの「状態」だからです。

 

 

脳を考えるには

「ヒト」の全体象を想像することが大切です。

何故なら、脳がここまで肥大化し、脳で生き、

脳に支配されている生物は他にいないからです。

(何れは脳に代わり、機械に支配されるかのしれませんが…)

 

 

 

 

 

ヒトの祖先の猿人は約600万年前に現れ、

凡そ250年前にはヒト(ホモ属)が現れました。

 

 

ヒトの最大の特徴は、直立歩行と脳の肥大化です。

 

 

脳が肥大化し、現在の様にすぐに

食物連鎖の頂点に君臨したか、

といったらそうではありませんでした。

 

 

 

 

身体の大きな肉食動物が

数えきれない程いる広大なサバンナでは

身体が小さく、

肉を切り裂く牙もなく、

何か特殊な攻撃方法や防御方法もない

 

 

せいぜい石器という道具を扱う程度の

虚弱なヒトは非常に弱い存在で、

食物連鎖の中でも「中の下」くらいの

存在だったと言われています。

 

 

 

 

 

 

そんな時代が200万年以上続きます。

食物連鎖の頂点に立ったのは

10万年前くらいだと言われていますので、

 

つまりヒトになってから

そのほとんどの時代は

不安と恐怖が隣り合わせの中で生活してきたわけです。

 

 

 

 

 

 

 

生物の進化はゆっくり起こるので、

私達の進化、つまり脳の進化も、

長期に亘った原始時代に起こっています。

 

 

 

 

しかし、文明の進化はここ数千年、

特にこの100年余りという短期間に

すさまじい速さで起こりました。

 

その為、短期間の変化に

生物的進化がついていかない状態が生まれました。

 

 

 

 

 

 

つまり、脳が

「現代版にアップグレードされないまま生きている」状態です。

 

 

 

ですので、脳の構造や状態を知る時は、

原始の時代を想像しなければいけません。

 

 

 

 


 

 

 

 

改めて、原始時代は常に不安や恐怖が

日常生活の中に常に混在する状態でした。

 

木の実や果物を採集している時、

寝ている時に、いつ猛獣に襲われるかもしれない

という不安と恐怖があった。

 

 

つまり不安や恐怖といった「感情」が常にありました。

 

 

 

 

 

 

逆に言えば、その不安や恐怖

という感情がなければ生き残ることは出来ませんでした。

 

不安や恐怖の感情は「ストレス」反応です。

ストレスを感じることは

生き残るのに必要不可欠でした。

 

 

 

 

ですので、そのような生活の中を

生き残ったヒトの子孫である私達の脳は

不安や恐怖といったストレス反応を感じやすい様に出来ています。

 

 

 

 


 

 

 

 

そんな原始時代、

ヒトが猛獣とばったり出会った時、

生き残る為の選択肢は

 

 

・走って逃げる

 

・その猛獣と戦う

 

この二択しかありませんでした。

 

 

 

 

 

 

そこでこれまであった「感情」が

一気に頂点に達します。

 

 

 

 

「恐怖」の感情は※アドレナリンを放出させ

全身の筋肉に血液を集め、

全力で「逃げる」ことを推し進める。

 

もしくは「怒り」の感情が湧き、

それは握りこぶしを作らせ、「相手を威嚇する」

「殴りかかる」といった行動の原動力となりました。

 

※最近では骨から出るオステオカルシンというホルモンが

それをさせるという研究結果も出ています

 

 

 

 

 

 

では現代ではどうでしょうか?

 

自分に対してストレスを与える

「何か」に対峙した時に、

恐怖を使って逃げたり、

怒りを使って相手を威嚇したりする事が出来るでしょうか?

 

 

 

 

 

それが出来る人は稀で、

ほとんどの人が不安や恐怖や怒りをそのまま抑え、

そのストレスが向こうから立ち去ることを

心の中で願うことをしています。

 

つまり我慢したり、

ストレス自体を無いものの様にし

気丈に振舞ってしまうケースが多いのではないでしょうか…

 

 

 

 

 

 

 

何故なら、それが対人間を通した、

対社会であるからです。

 

 

 

 

逃げることや威嚇し身を守ることが、

社会の枠からはみ出してしまうという

更なる恐怖・リスクが生じ、

感情を行使することが出来ず、

自ら我慢・無動きがとれない状態にしてしまいます。

 

 

鬱とは「鬱蒼」や「鬱然」という熟語に使われるように様に、

あり余り、雑然とした状態を指します。

 

 

つまり沢山の「感情」「エネルギー」を抑え続ける事で、自分自身が分からなくなる。

これが鬱の最も深刻な原因だと考えます。

 

 


 

 

昔、僕の実家は犬を飼っていました。

僕が帰省し、犬を連れ近所の大きな公園に散歩に行くと、

そこに野うさぎが現れました。

 

犬は野生の感覚を思い出したのか、

これ見よがしにウサギを追いかけ始めました。

 

 

 

 

 

僕はすぐ止めに入ろうとしたのですが、

彼らのスピードに全くついていく事が出来ませんでした。

 

しかし、どうやら犬はウサギを噛み殺そうとしているのではなく、

本能で追いかけているだけで、

危害を加える様子はありませんでした。

 

 

 

 

 

ウサギがあっちへ行ってもこっちへ行っても、

犬は先回りをしていく。

 

それをしばらく繰り返していると、

ウサギはある瞬間からフリーズしてしまいました。

 

 

犬が目の前で吠えても、顔中をクンクンと嗅いでも

石化したかの様に全く動かなくなってしまったのです。

 

 

 

 

 

 

 

じつはこのウサギの状態が「鬱」に近い状態です。

 

 

 

 

 

 

脳はストレスが過剰になってくると

おでこの内側部分にある

思考を司る「前頭前野」という部分が

働かなくなってしまう事が分かっています。

 

 

さらに、この部分は脳がこれまで学習し

「これはやってはいけない」と学んだこと、

つまり「絶対にしてはいけない」と

理解していることを「抑制する機能」があります。

 

 

 

 

ストレスが過剰になると、

普段では絶対選ばない、

例えば「自殺」などを行ってしまう事がある。

ということです。

 

 

 

 

僕の目の前にいたウサギは、体力の底をついたようにも

観念し覚悟を決めたようにも見えませんでした。

 

恐らく、過剰なストレスの繰り返しにより、

脳の思考がストップしてしまったのです。

 

 

 

 

もしかしたらここに崖があったら

ウサギは飛び込んでしまったかもしれません。

(実際にストレスが過剰にかかった動物が

自殺(自滅)を選ぶことは世界中で目撃されています)

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒトは鬱になりやすく、

その状態になると、普段なら絶対選ばない行動をとってしまう….

 

つまり鬱や自殺は「全く他人事ではない」ということです。

 

 

 

 

 

・まず、人の脳は原始の時代から進化しておらず、

不安や恐怖を感じやすい様に出来ているということ。

 

・そして、その様なストレスが続くと

普段ではありえない様なことをしてしまう。

 

・そしてそれは決して他人事ではない。

 

 

という事を理解する必要があります。

 

 

 

 

 

 

 

次回は前頭前野の緊張をとる方法をご紹介します。

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