「目に見える身体」と「目に見えない身体」〜ある鍼灸師が挫折の果てに見つけた一つの答え〜
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前回の内容↓↓
生活習慣が「ある部分」に影響を与え、
そこが起点となり、
エピジェネティクスに(遺伝子修復回路にも)
変化を起こしているのではないか?
私自身の実験や、
これまでの臨床経験から そう考えています。
そして、この「ある部分」こそが、
私の立てた「仮説の中心」です。
それは筋肉でも骨でもない、
長年の臨床で辿り着いた1つの共通点でした。
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遺伝だから諦めるしかない? 薄毛が4カ月で改善した実験結果から考えたこと
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「ある部分」と、
そのメンテナンス方法を
分かりやすくお伝えする為に、
まずはそこに注目するに至ったきっかけと、
「目に見える身体と目に見えない身体」について、
簡単に、順を追ってご紹介します。
※タイトルにもある
「目に見えない身体」とは、
霊的な話ではなく、
現代医学では十分に説明出来ない
「生体の働き」を指しています。
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私は大学卒業後、
鍼灸マッサージの専門学校に入学しました。
「現場を肌で感じたい」という思いから、
在学中も病院や接骨院、
鍼灸治療院などで アルバイトを重ね、
3年後に国家資格を取得。
そのまま治療院へ就職しました。
そこは新人でも
積極的に施術を任せてもらえる環境でしたが、
私はここで
「最初の挫折」を味わうことになります。
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患者さんの症状が
思ったように改善しないのです…
軽度と思われる肩こりや腰痛でさえ、
思うような効果が出せませんでした。
本来、東洋医学や鍼灸マッサージは、
人が持つ自然治癒力を高めることで
症状や体質の改善に導く医療です。
振り返れば専門学校時代、
生徒同士で練習していたときは、
覚えたての技術でも
ある程度の結果が出ていました。
しかしそれは、
生徒の平均年齢が若く、
自然治癒力が高い人が多かったからに
過ぎなかったのだと思い知らされました。
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その当時、
私がベースにしていたのは
「現代医学的アプローチ」でした。
それは解剖学や生理学に基づき、
筋肉や神経など
「目に見えるもの」を重視し、
身体をメカニカルに捉える方法です。
一方で、これとは対照的なのが、
「身体を自然の一部」と捉える
「中医学(中国伝統医学)」です。
「中医学」は、生薬を用いる
「中薬(ちゅうやく・現在の漢方の起源)」と、
目に見えない
「経絡(けいらく)」や「経穴(けいけつ=ツボ)」
の 流れを整える「鍼灸」の
2つから成り立っています。
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ここで一つ大きな矛盾が生じます。
本来、身体全体を調和させる
中医学の思想に基づいていたはずの
「漢方や鍼灸」が、
現代の日本では、その多くが
「現代医学」の枠組みに
組み込まれているのです。
特に鍼灸においては
歴史的背景が色濃く影響していますが、
それを差し引いても、
科学が発展した一方で、
私たちは「目に見えないもの」を
無意識に遠ざけるようになってしまいました。
かくいう私自身も
専門学校時代は
中医学の概念が捉えづらく、
分かりやすい
「現代医学的な鍼灸」に
傾倒していました。
(少なくとも私が学んだ当時は、
私だけでなく。全体として
そのような傾向があったかと思います…)
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しかし、
「現代医学的アプローチ」での
行き詰まりをきっかけに、
原点である「経絡」を
意識した施術を試みたところ、
患者さんの身体に
明確な好転の兆しが現れました。
(今後、実際の症例をご紹介致します)
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これを機に、私は中医学の
「部分から全体を診る」
理論をベースに据え、
先人の知恵が詰まった書籍を紐解きながら、
経絡や経穴(ツボ)を一から捉え直しました。
何より大切にしたのは、
「施術を通じて患者さんの身体を観察すること」でした。
「症状は何によって現れ、
どう変化し、改善していくのか」を
追求し続けた結果、
「自己治癒力の向上」という
目に見える成果に繋がり、
結果、多くの患者さんから
喜びの声を頂けるようになっていきました。
その様に、少しずつ成果を
出せるようになった一方で、私の中に
「純粋な問い」
が沸き上がりました。
「経絡とは、一体何なのか」
この疑問の答えを追い求め、
およそ20年。
旅を続けた私がようやく行き着いた、
(ある部分も含めた)
一つの答えをお伝えします。



